アウトドア(登山・ワンゲル)部活動報告

アウトドア(登山・ワンゲル)部活動報告

アウトドア部 2022夏期山行(棒ノ折山)

7月22日(金)に実施した、アウトドア部夏期山行について報告させていただきます。

飯能駅からバスに乗り、白谷沢道登山口に向かいます。
雨が強くなり、傘をさしながら歩きましたが、登山口にさしかかるころには雨も弱まってきました。


滝の脇や、ゴルジュのただ中を登るスリリングな渓谷沿いの道を登ります。
降雨により岩が滑りやすくなっていましたが、スリップしないように慎重に登っていきます。
急斜面の岩場では、落ち着いて3点支持を意識して登りました。
展望が開けているはずの頂上では、雨は止んでいましたが、ガスっていたために山々を望むことはできませんでした。

ところで、棒ノ折山という山名の由来ですが、山頂付近はかつては山村生活のための草刈り場であり、「くさぼうぼう」の「ぼう」と、「尾根」の意味で、「ボウノオネ」とよんでいたのが、「ボーノオレ」「ボーノーレー」となまって「棒ノ折」、「棒ノ嶺」と当てられ、書かれるようになったとのことです。

帰りの滝の平尾根は植林が多く、降雨の影響もあり、スリップしないよう慎重に下山し、最後まで気を抜けませんでした。
スリリングな渓谷沿いの道を登り、ユニークなムードの峡谷を行くスリリングなコースでしたが、滝やゴルジュもあってが、夏でも涼感があり、充実した山行となりました。

アウトドア部 西部地区新人大会(丸山・大野峠周辺)

11月8日(月)西部地区新人大会(登山の部)に参加しましたので、報告させていただきます。

9月に北部地区新人大会が予定されていましたが、コロナ禍で中止となったため、入山するのは、今年8月以来となります。

前日の雨の影響で足元が滑りやすくなっており、当日も雨が心配されましたが、幸いにも天候はなんとかもちこたえ、濃い霧の中を、慎重に進みました。

丸山頂上は、県指定文化財にもっている展望台があり、名勝の眺望が待っているはずでしたが、あいにくの霧のためにその絶景を望むことはできませんでしたが、季節感豊かな雑木林に秋を感じることができました。

下山時も、雑木林の斜面に明瞭に続く道や、道形のかすかな道を慎重に進んでいきました。
渡渉ポイントでは、1年生の部員が積極的にリードする場面もありました。
今回頂上での絶景を見ることはできませんでしたが、山に登るというそのこと自体を楽しむことができたのは、日々のトレーニングや体調管理が功を奏したといえます。
今後も良い点や改善点を部員全員で共有し、話し合いながら次回につなげていきたいと思います。

アウトドア部 2021夏期山行(関八州見晴台)

コロナ禍により、アウトドア部としての活動も制限されている中で、8月2日(月)に、関八州見晴台へ登ってきましたので、報告させていただきます。
▼鬱蒼とした木々の中をどんどん進みます。

熱中症対策を万全にして登ります 鬱蒼とした木々の中をどんどん進んで行きます。

今回、猛暑の中で、特に留意したことはこまめな水分補給です。
最低でも2リットルの水分を携行し、水分とともに、ミネラルもとるよう心掛けました。
また、行動食等から糖質もしっかりと補給する必要があります。
登山アプリや地図により現在地を確認しながら登りましたが、暑さのせいもあり、思ったより長い道のりに感じました。
▼途中、高山不動尊では、希望の進路実現に向けた願掛けも行いました。

高山不動尊にて希望の進路実現に向けた願掛けも行いました。。

頂上に到着したのは、開始から3時間後でしたが、幸い晴天にも恵まれ絶景を拝むことができました。
▼関八州見晴台からの絶景

この時期の山行といえば、北アルプスなどの2,000~3,000メートル級の縦走が主流かもしれませんが、県内の身近な場所にもまだまだ魅力的な山がたくさんあり、地元埼玉の魅力を部員全員で改めて共有した1日でもありました。

北部地区大会 in 谷川岳

お久しぶりです。9月に行われた北部地区大会について報告させていただきます。

今年の9月29日、30日に北部地区大会て群馬県にある谷川岳という谷川連峰に属する山に行ってきました。 部長として初めての大会でしたがしおり交換などを1日目にして他校の方といろいろなお話をしたりなどをしました。天気の方が晴れ予報だったのに夜に雨が降ったりなどのプチトラブルがありました。2日目に谷川岳に登りましたが日本百名山のひとつとだけあって、コースの道のりが長くて大変でした。しかし、頂上に無事登りきり、初めて山頂から紅葉が始まっている谷川岳の景色を見ることが出来ました。写真などを撮り無事下山できました。 いろいろな経験ができた合宿でしたが次も頑張っていこうと思います。(2年 新部長F)

▼土合駅462段!        ▼メープルシロップ入りのトマトスープ


▼山頂を目指して…!       ▼雲と紅葉とアウトドア部


▼谷川岳山頂!


明日11月15日(金)は2月に開催される県新人大会に向けて、冬山机上講習会に参加して参ります!

 

 

 

 

2019 夏合宿 in 北アルプス part 2

今年の夏合宿、私たちは北アルプス(長野県)の新日本百名山にも選定されている燕岳を登ってきました。
スタート
の中房温泉から30分ほどは少し辛い道が続きますが、そこを越えれば後はそれほど辛くは感じない道のりになっており、運動不足の私でも、登りやすいコースになってます。3時間程でたどり着く合戦小屋で食べたスイカは極上でした!山では飲み物等の値段が恐ろしい事になってました、、頂上は雲で真っ白になっていて少し残念でしたが、それはそれで中々雄大な景色を堪能する事ができました!その日の晩は雨と雷でテントが大ピンチでしたが、翌日の朝日を観ると、自然と感動が疲労に勝ってしまうほど美しい光景でした!本来はもっと先まで行く予定でしたが、雨のため予定変更して燕岳で下山しました、個人的な失敗は多く反省点ばかりでしたが、私の中で新しい経験がたくさんあった合宿でした。                    (2年 T)

▼フルザックで登ります!        ▼部活Tシャツ まだいける!


▼早朝の燕岳               ▼燕岳をバックに!

2019 夏合宿 in 北アルプス part 1


私は8月18~21日で、在学中最後の夏合宿で北アルプスの燕岳に行ってきました。

 今までで登ってきた山は、最初はウォーミングアップをするかのように緩やかで、高くなればなるほど険しくなっていく場所ばかりでしたが、今回の山は始めからきつかったです。岩場ならまだしも、段差の高い階段が現れる度にめげそうになりました。しかし、すれ違う人との挨拶や道を譲ってくれるなどの優しさにより、なんとか頑張りました。けれど、山での「もう少しで着くよ」という言葉は信じてはいけないと改めて痛感しました。

 


 
途中で休憩した合戦小屋ではスイカを食べました。頑張って登ってきて良かったと思うほど美味しかったです。後のスイカのおかわりについては、私が食い意地をはって手を挙げたところ、優しい先生方と仲間たちに譲ってもらいました。単純かもしれないけど、いい先生といい仲間に恵まれていると思いました。

 

途中、ハッカのようないい匂いがしたり、ふと聞こえる鳥の声など、気づくことがたくさんありました。ウグイスの声を聞いていて、鳴き方に上手い下手があり、個人的な主観では上にいくほど下手になっているような気がしました。

 燕山荘に着いた後、すぐに燕岳に登りに行きました。フルザックではなく軽装とはいえ、また始まる地獄の階段に立ち止まった先生の、心が折れたような表情を見て心から共感しました。
 
燕岳の頂上は霧があり、景色を見渡すことはできなくて残念でしたが、登ってくる途中にあるイルカ岩やメガネ岩など面白い形をした岩を見ることが出来ました。

下りでは雨が降ってしまい、ズボンがびしょびしょになりました。テントに戻って更に雨は本降りになり、テント待機になりました。雨は降ったり止んだりを繰り返し、中々夕飯を作るタイミングが掴めませんでしたが、止んでいる間に先生におでんを作っていただきました。雨で冷えてしまった体がほっこりしました。お餅も美味しかったです。



 3
日目、4時に起床し、餅しゃぶと力うどんを食べました。食べている途中で辺りが明るくなり、日の出を見ることができました。下で見るよりも山で見る日の出は、特別綺麗に見えました。残念ながら此の後、悪天候が予想されるため、ここで撤退となってしまいましたが、日の出を見れたことは幸運でした。朝は晴れていたので、私は大天井に向かって進むことが出来るのではないかと思いましたが、その後に強い風と雨に見舞われたそうです。やはり山をよく知る人の判断力はすごい、浅い知識のまま単独では登ってはいけないのだと思いました。

 


 
下っている最中、雨に降られました。そのせいで岩などが濡れ、とても滑りやすくなっていました。下るのにはとても神経を使い、登るよりも時間が長かったように思います。特にゴールである中房温泉の小屋が見えてからが地獄でした。やっと着くという安心感から気が抜けてしまったのにも関わらず、その小屋には中々近づきませんでした。

 


 
中房温泉で、雨が止んでから露天風呂に入りました。そこで出会った方と山についてお話をし、オレンジジュースをご馳走していただきました。本当にありがとうございます。


 
露天風呂から出ると夕食を作ってくれていました。ペンネの入ったトマト鍋はとても美味しかったです。山で食べるものは苦労があってか、何を食べてもいつもより美味しく感じました。夜は先生方と色々な話をしました。楽しかったけど、これで終わりかと思うと寂しくなりました。

 

 最後の山は辛かったけど楽しかったです。一生の思い出になると思いました。
 
これまで山で経験した便利なこと、楽しかったこと、辛かったことを全てこれからに繋げていきたいです。
 
顧問の先生方、本当に今までお世話になりました。  (3年 部長Y)


夏休み歩荷訓練!

令和元年7月20日(土)21日(日)に山梨県の乾徳山に行ってきました!

今回初めての歩荷訓練でしたが、想像よりも荷物が大量で持ち運ぶことすら大変で疲れました。荷物はどれも巨大でザックにしまうのが容易ではなかったです。登山中、鎖を利用しながら崖のようになった巨石を登る難所がありましたが、足場が極端に狭く、登るのも降りるのも恐怖を感じたのを鮮明に覚えています。ですが、山の頂上で観ることが出来る景色はとでも綺麗で自分の思い出にもなりました。(1年 部員M)

当日は朝から霧雨で、登頂出来るか心配でした。鎖場が濡れていると危険なので引き返す可能性があったからです。深い霧の中を鎖場まで進むと、運良く富士山、そして街を覆う雲海が姿を現しました。全員無事に鎖場を登り、頂上では富士山、南アルプス等、360度の絶景を眺める事が出来ました。夕食はビビンバ丼で、とても美味しかったです。自分は次の夏合宿が最後の部活登山で、今回も少し寂しい気持ちがありました。今まで助け合い登って、楽しく、暖かい思い出を作ってくださった先輩方、後輩、同級生、そして顧問の先生には、とても感謝しています。
この経験を今後に活かしていきたいです。次の夏合宿、悔いの残らないように、楽しみたいです。                (3年 副部長0)
 

▼今年初!フルザックでの歩荷訓練 ▼富士山がくっきり!
     
▼初めての鎖場、勇気を出して挑戦 ▼頂上!
      








アウトドア部卒業生送別会

3月9日(土)に卒業生が行われ、それに伴いアウトドア部の3年生にむけて送別会を行いました。

送別会の中で3年生から一人ずつ在校生へのメッセージや、今までの振り返りの話をしてもらいました。山の醍醐味は辛い登りを乗り越えた後に、山頂で達成感を味わえることなんですね。
また印象的だったことは、多くの3年生が、テントの中が一番楽しかった!と答えていたことです。

在校生からは色紙のプレゼント!3年生が喜んでくれているようで、嬉しいです!

3年生のみなさん、卒業おめでとう。
3年間で培った粘り強さや思いやり、協調性を生かして素敵な人生を送ってください。
ありがとうございました。




いざ雪山へ!パートⅡ

今回の県新人戦大会は3年生が1名参加してくれました♪

今回の冬山は僕は二回目で、一年生の時に登って、二年の時は事故の影響で行けず、一年ぶりの冬山となりました。
僕は三年生なので
部活は引退していて、僕自らが顧問の先生にお願いし特別に行かせていただきました。
久しぶりの山で、準備などどうすれば良いかた
くさん悩みましたが、一年生の時に経験した事をたくさん思い出して万全の準備をしていきました。
しかし、いざ着いてみるとかなり寒く、
これで大丈夫かな?と少し心配になりましたが、慣れてくると感覚が戻ってきて、とても雪山が楽しく感じられました。
今回は三年生は僕一人で、
自分一人でうまく後輩とやっていけるかな?と思っていましたが、山を登っているうちに打ち解けて、雪でたくさん遊んだりテントの中で話したりと、とても楽しく、頑張る事ができました。
最終日に、宿に泊まっ
た時は後輩と先生で雪だるまを作ったり、部屋でUNOをやってとても楽しい時間を過ごせて、高校最後の山登りが最初から最後までとても充実していました。
こんなに楽しい時間をくれた山に感謝して
います。 (3年 K)

▼雪山歩き!
 
▼今回はこのスノーシューを着用!
  

▼最後に全員で!

                       

いざ雪山へ!パートⅠ

2月の9日から11日の3日間にかけて行われた県新人戦大会に参加して参りました。
8日の夜行バスに乗って、福島県の安達太良系の山に向かいました!
今回の大会は、生徒の安全を考慮して2年生と3年生で行きました。

 僕は初めて雪山に行きました。
埼玉とは比にならないほど気温
が低く、気を抜いているとすぐに寒くなりました。
テントを建てるの
にも一苦労で、まず雪を均さなければならないので、普段より時間がかかりました。
 その後テント場を離れ雪洞体験をしに行きました。雪用のノコギリを使って型をとり、スコップでえぐりとってゆくという作業を淡々としていました。
3時間ほどかけて、ようやく人が七人入れるくらいまで掘りました。
わった後の雪洞崩しは楽しかったのですが、雪洞の上で8人がジャンプしてもなかなか壊れなかったです。
 夜になりこの辺りから寒さが本格的になって六時に寝ましたが、九時に起きてしまい、その後も何度か寝ては起きてを繰り返していました。
僕はこの時家のありがたさを文字どおり肌で感じました。朝になってもまだ寒くテントから出れませんでした、おまけにテントの内側から水滴が垂れてきており顔や頭がびしょ濡れでしたこの時の目覚めは絶対に忘れません。
 これからしばらく父と母に感謝しつつ生きていこうと思います。  (2年 S)

▼テント設営中
  
▼3時間かけた雪洞完成!

▼雪洞が崩れてはまってしまった…