アウトドア(登山・ワンゲル)部活動報告

2019 夏合宿 in 北アルプス part 1


私は8月18~21日で、在学中最後の夏合宿で北アルプスの燕岳に行ってきました。

 今までで登ってきた山は、最初はウォーミングアップをするかのように緩やかで、高くなればなるほど険しくなっていく場所ばかりでしたが、今回の山は始めからきつかったです。岩場ならまだしも、段差の高い階段が現れる度にめげそうになりました。しかし、すれ違う人との挨拶や道を譲ってくれるなどの優しさにより、なんとか頑張りました。けれど、山での「もう少しで着くよ」という言葉は信じてはいけないと改めて痛感しました。

 


 
途中で休憩した合戦小屋ではスイカを食べました。頑張って登ってきて良かったと思うほど美味しかったです。後のスイカのおかわりについては、私が食い意地をはって手を挙げたところ、優しい先生方と仲間たちに譲ってもらいました。単純かもしれないけど、いい先生といい仲間に恵まれていると思いました。

 

途中、ハッカのようないい匂いがしたり、ふと聞こえる鳥の声など、気づくことがたくさんありました。ウグイスの声を聞いていて、鳴き方に上手い下手があり、個人的な主観では上にいくほど下手になっているような気がしました。

 燕山荘に着いた後、すぐに燕岳に登りに行きました。フルザックではなく軽装とはいえ、また始まる地獄の階段に立ち止まった先生の、心が折れたような表情を見て心から共感しました。
 
燕岳の頂上は霧があり、景色を見渡すことはできなくて残念でしたが、登ってくる途中にあるイルカ岩やメガネ岩など面白い形をした岩を見ることが出来ました。

下りでは雨が降ってしまい、ズボンがびしょびしょになりました。テントに戻って更に雨は本降りになり、テント待機になりました。雨は降ったり止んだりを繰り返し、中々夕飯を作るタイミングが掴めませんでしたが、止んでいる間に先生におでんを作っていただきました。雨で冷えてしまった体がほっこりしました。お餅も美味しかったです。



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日目、4時に起床し、餅しゃぶと力うどんを食べました。食べている途中で辺りが明るくなり、日の出を見ることができました。下で見るよりも山で見る日の出は、特別綺麗に見えました。残念ながら此の後、悪天候が予想されるため、ここで撤退となってしまいましたが、日の出を見れたことは幸運でした。朝は晴れていたので、私は大天井に向かって進むことが出来るのではないかと思いましたが、その後に強い風と雨に見舞われたそうです。やはり山をよく知る人の判断力はすごい、浅い知識のまま単独では登ってはいけないのだと思いました。

 


 
下っている最中、雨に降られました。そのせいで岩などが濡れ、とても滑りやすくなっていました。下るのにはとても神経を使い、登るよりも時間が長かったように思います。特にゴールである中房温泉の小屋が見えてからが地獄でした。やっと着くという安心感から気が抜けてしまったのにも関わらず、その小屋には中々近づきませんでした。

 


 
中房温泉で、雨が止んでから露天風呂に入りました。そこで出会った方と山についてお話をし、オレンジジュースをご馳走していただきました。本当にありがとうございます。


 
露天風呂から出ると夕食を作ってくれていました。ペンネの入ったトマト鍋はとても美味しかったです。山で食べるものは苦労があってか、何を食べてもいつもより美味しく感じました。夜は先生方と色々な話をしました。楽しかったけど、これで終わりかと思うと寂しくなりました。

 

 最後の山は辛かったけど楽しかったです。一生の思い出になると思いました。
 
これまで山で経験した便利なこと、楽しかったこと、辛かったことを全てこれからに繋げていきたいです。
 
顧問の先生方、本当に今までお世話になりました。  (3年 部長Y)