2020年2月の記事一覧
保健室 新型コロナウイルスに関連した肺炎について
2月3日に「臨時ほけんだより」を配布しましたが、新たに埼玉県の相談窓口設置を含め、お知らせです。
Q1 予防法はありますか?
風邪や季節性インフルエンザ対策と同様に一人一人の咳エチケットや手洗いなどの実施がとても重要です。咳やくしゃみを手でおさえると、その手で触ったドアノブなど周囲のものにウイルスが付着し、ドアノブなどを介して他者に病気をうつす可能性がありますので、咳エチケット・マスク着用と石けんやアルコール消毒液などによる手洗いを行い、不要な外出を避けましょう。
感染症対策として免疫力を高めることが有効なため、睡眠や食事に配慮し、規則正しい生活を送りましょう。
Q2 治療方法はありますか?
現時点で、このウイルスに特に有効な抗ウイルス薬などはなく、対症療法を行います。
Q3 潜伏期間はどのくらいですか?
現在のところ、最大14日程度と考えられています。
Q4 ヒトからヒトに感染しますか?
ヒトからヒトへの感染は認められていますが、日本国内で、現在、流行が認められている状況ではありません。
風邪やインフルエンザと同様に、まずは、マスクやティッシュ・ハンカチ、袖を使って口や鼻をおさえる「咳エチケット」や、石けんを使った手洗いなどの感染症対策を行うことが重要です。
Q5 日曜日に心配な症状が出た時に対応方法を教えていただける、公共の相談窓口はありますか?
<埼玉県での相談窓口>
埼玉県では当面の間、下記のとおり新型コロナウイルス感染症に関する帰国者・接触者相談窓口を設置します。
湖北省または浙江省への渡航歴や患者との濃厚な接触をしたと考えられる県民の方で、発熱や呼吸器症状がある方は、医療機関を受診すべきかどうかなどの対応を相談できます。
【医療機関を受診すべきと考えられる主な対象者】
下記の(1)~(3)いずれかの要件を満たす方
(1)37.5℃以上の発熱又は呼吸器症状(軽症の場合を含む。)を呈するものであって、新型コロナウイルス感染症であることが確定したものと濃厚接触歴がある方
(2)37.5℃以上の発熱かつ呼吸器症状を有し、発症前14日以内に湖北省または浙江省に渡航又は居住していた方
(3)37.5℃以上の発熱かつ呼吸器症状を有し、発症前14日以内に湖北省または浙江省に渡航又は居住していたものと濃厚接触歴がある方
*平日昼間(8:30~17:15)
各保健所
*土曜・日曜昼間(8:30~17:15)
保健医療政策課 感染症・新型インフルエンザ対策担当
048-830-3557
*夜間(17:15~8:30)
埼玉県救急電話相談 #7119
(夜間は電話がつながりにくくなる恐れがあります。極力昼間の時間帯での相談をお願いします。)
◎最新の情報は、埼玉県ホームページを確認してください。
https://www.pref.saitama.lg.jp/a0701/shingatacoronavirus2.html